「核酸医薬・RNA関連」の中で、microRNA関連の記事を連載中です。

~2024年10月 microRNAを発見した2人の研究者、ビクター・アンブロス博士とゲイリー・ラブカン博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しました~

●「★」1つは一般の方も対象とした記事です。

●薬物動態(薬物動態パラメータ)を理解するための基本的な解説 ⇒ 解説付きリスト

●臨床試験の論文・添付文書等を理解するための基本的な解説 ⇒ 解説付きリスト

●以下の一般向けシリーズはとりあえず完結しています。

・「疾患と薬/薬の開発」シリーズについて ⇒ 解説付きリスト

・「血中濃度」シリーズについて ⇒ 解説付きリスト

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新着記事一覧

核酸医薬・RNA microRNAを標的とした創薬④(microRNA増加に対する創薬③ TuD/S-TuD) [★★★]

2025/06/14   -核酸医薬・RNA関連

「microRNA増加に対する創薬」の続きで、今回はTough Decoy(TuD)について紹介します。 TuDは、アンチセンスやmicroRNAスポンジよりも強力かつ持続的にmicroRNAの機能を …

核酸医薬・RNA 環状RNAとmicroRNAスポンジ [microRNAを標的とした創薬③(microRNA増加に対する創薬②)] [★★★~★★★★]

2025/02/24   -核酸医薬・RNA関連

昨年9月以来の投稿になってしまいました。 2024年10月にmicroRNAを発見した2人の研究者、ビクター・アンブロス博士とゲイリー・ラブカン博士がノーベル生理学・医学賞を受賞しましたが、バタバタす …

核酸医薬・RNA microRNAを標的とした創薬②(microRNA増加に対する創薬①) [★★★]

2024/09/08   -核酸医薬・RNA関連

※一部修正しました(Miravirsen、MRX34は開発中止された薬剤である旨を記載しました)(2025/3/2)前回はmicroRNAを標的とした創薬の全体像と、microRNA枯渇に対する創薬に …

核酸医薬・RNA microRNAを標的とした創薬①(全体像、microRNA枯渇に対する創薬) [★★★]

2024/01/04   -核酸医薬・RNA関連

※一部修正しました(MRX34は開発中止された薬剤である旨を記載しました)(2025/3/2) 前回はmicroRNAの疾患への関与について、特にがんについて取り上げました。 その中で、特定のmicr …

核酸医薬・RNA microRNAと疾患(全体像)[★★]、microRNAとがん [★★★]

2023/09/18   -核酸医薬・RNA関連

※一部修正しました(MRX34は開発中止された薬剤である旨を記載しました)(2025/3/2) microRNAはタンパク質をコードしていないノンコーディングRNA(ncRNA)の一種であり、RNAi …

RNA・核酸医薬 RNAiとmicroRNA ~生理的役割について~ [★★~★★★]

2023/07/02   -核酸医薬・RNA関連

前回からsiRNA(small interfering RNA)、RNAi(RNA interference、RNA干渉)の内容に入りました。 siRNA医薬は核酸医薬として開発が進められているもので …

核酸医薬・RNA siRNAとRNAi [★★~★★★]

2023/05/14   -核酸医薬・RNA関連

随分と時間が空いてしまいまして、核酸医薬について何を書いてきたのかも忘れてしまっていましたが、以前の記事を見返しながら、新たな記事を書いていこうと思います。 これまでは核酸医薬のアンチセンスについて、 …

臨床 プロペンシティスコアを用いたIPTW法 ~リアルワールドデータの群間比較~ [★★]

2023/04/15   -臨床試験/臨床統計

前回は、リアルワールドデータの群間比較を行う際に有用な手法として、プロペンシティスコアマッチングについて説明しました。 プロペンシティスコアマッチングは、患者背景をプロペンシティスコア(PS)として数 …

臨床 プロペンシティスコアマッチング ~リアルワールドデータの群間比較~ [★★]

2023/02/25   -臨床試験/臨床統計

2023年最初の記事になりますが、本題である核酸医薬から外れて、臨床に関する記事を1つ書きました。 (核酸医薬の記事は、GW明けくらいに再開したいとは考えていますが、ちょっと未定です・・・) バタバタ …

核酸医薬 スプライシング制御型アンチセンス②(脊髄性筋委縮症) [★★★]

2022/11/03   -核酸医薬・RNA関連

また大分時間が空いてしまいすみません。 今回は、脊髄性筋委縮症(SMA)に対するスプライシング制御型アンチセンスについて紹介します。 脊髄性筋委縮症(SMA)は筋力の低下や筋肉の委縮が進行していく疾患 …