能登半島地震において被災された皆様ならびにご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地の皆さまの安全と1日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

 

「核酸医薬・RNA関連」の記事を連載中です。

●「★」1つは一般の方も対象とした記事です。

●薬物動態(薬物動態パラメータ)を理解するための基本的な解説を一通り書き終えました。 ⇒ 解説付きリスト

●臨床試験の論文・添付文書等を理解するための基本的な解説 ⇒ 解説付きリスト

●以下の一般向けシリーズはとりあえず完結しています。

・「疾患と薬/薬の開発」シリーズについて ⇒ 解説付きリスト

・「血中濃度」シリーズについて ⇒ 解説付きリスト

新着記事一覧

内的因子による疾患に対する薬の開発-②(リウマチ編 1回目)[★~★★]

今回は内的因子による疾患として、免疫系が亢進することによって生じるリウマチを例にとりお話します。(ボリュームが多いので2回に分けます。なお、今回の話は少し難しいかもしれません) 「例にとり」というのは …

創薬ターゲット分子[★~★★]

前回と内容が類似するのですが、今回は「創薬ターゲット分子」という話をします。 これまでお話してきましたが、ヒトは10万種以上のタンパク質を有しており、各タンパク質が役割分担して生体内の様々な反応系を制 …

パックマンとパックマンではないタンパク質[★~★★]

前回まで、タンパク質をパックマンに例えて説明してきました。 前回の記事(高血圧の説明のとこ)でもパックマンを例に出しましたが、パックマン以外のタンパク質が紛れ込んでいたことにお気づきでしょうか? 下は …

内的因子による疾患に対する薬の開発-①[★~★★]

今回から内的要因による疾患の話をしていきます。 ↓毎回お示ししている図です。 ヒトの生体内は非常に多くの物質の化学反応により厳密に制御されています。 その中で中核の役割を担っているのが「タンパク質」で …

細菌を標的とした薬の開発[★~★★]

大分久しぶりになってしまいました。 もう覚えていないかと思いますが(笑)、薬の探索・開発の続きを書いていきます。 久しぶりなので簡単に復習します。 疾患を大きく分類しますと、ウイルスや細菌など外的要因 …

花粉症の薬のおはなし③ [★~★★]

また少し間が空いてしまいすみません。 ビラノアとアレグラについて、最後までまとめていきます。 データが多くて読み解くのに結構難しいかも!?ということで、★~★★の記事としました。 <鼻症状につい …

花粉症の薬のおはなし② [★]

今回は前回に引き続き、ビラノアの効果について臨床試験の結果をみていきます。 前回は2週間薬を飲んだときの鼻症状合計スコア(TNSS)の結果をみました。 スコアについてよく考えることが重要という話をしま …

花粉症の薬のおはなし① [★]

花粉症シーズンも終わりに近づいてしまいました… もっと早く記事書いていれば皆様のお役に立てたかもしれませんが、また来年のために、ということで少し書いてみます。 私は「アレグラ」(一般名はフェキソフェナ …

試験管レベルの実験で薬になりそうなものを見つける-③ [★~★★]

なかなかブログが書けずにすみません。 前回までの2回においては、DNAやRNAを電気泳動で検出することで、DNA分解酵素やヘリカーゼの機能を検討する方法を紹介しました。 今回は、これまでずっと紹介して …

試験管レベルの実験で薬になりそうなものを見つける-② [★~★★]

明けましておめでとうございます。 今年もとうとうお仕事始まりましたね。 先週は準備体操のようなものだったかと思いますが、3連休終わると一気に通常稼働となり、楽しかった正月も影をひそめて寂しい限りですね …