データで読み解く薬の効果シリーズについて
薬の効果や副作用について、皆様自身で判断できるようになる、ということを身に付けていただけることを一つの目標にして立ち上げたシリーズです。
個人的には、薬の効果がどの程度なのかを自身で判断できるようになることは、自己責任の今の時代においては非常に重要なことだと思っています。
お医者さんに薬を処方してもらったけどどの程度効くものなのか?など不安にもたれることがあるかと思います。それで、本などを買って調べてみたとしても、どの薬がどの程度効くかなんて実は分かるように書いてありません(専門書であってもです)。
それでは、薬の効果をどのように判断していけばよいのでしょうか?
薬というのは、各製薬会社が臨床試験を行い、その結果に基づいて国で承認され、販売・使用されるようになります。
この事実を踏まえると、製薬企業が行った臨床試験のデータが効く・効かないを判断するためのほぼ全ての材料ということになります。
※「ほぼ全て」と記載したのは、実際には市販後に行われる調査や研究などもあるためです。
ということで、臨床試験の結果をある程度読み解くことができれば、ある薬がどの程度効くのかの「感触」を持つことができます。
なお、薬が承認されたときの試験データというのは、無料で入手することができます。
(ただ、気になる病気があるのであれば、簡単な本を1冊読んでおくべきかとは思いますので、その投資は必要かもしれません)
本ブログでは、その方法を含めて紹介しています。
リスト
●1つ目のテーマは「水虫」としました。汚~いと言わずに、明日は我が身ですよ(笑)
・水虫① ぬり薬は何カ月も継続してぬろう [★]
・水虫② 爪白癬のぬり薬は役に立つ? [★]
●ちょっと話がずれますが、水虫の話ででてきた「プラセボ」について解説しています。
・プラセボ効果とは? [★]
●2つ目のテーマは「インフルエンザ」です。読んでもらうと薬の印象が変わるかも!?
・インフルエンザの薬の効果① [★]
・インフルエンザの薬の効果② [★]
・インフルエンザの薬の効果③ [★]
●3つ目のテーマは「花粉症」です。本当はブログ立ち上げ時に書きたかったのですが、こちらのブログの作成に使っている「WordPress」の設定に苦戦しまくって公開時期が遅くなり、季節外れになってしまったので、後々書き直して公開しました。その代わりと言っては何ですが、新薬を話題にして書くことができました。
・花粉症の薬のおはなし① [★]
・花粉症の薬のおはなし② [★]
・花粉症の薬のおはなし③ [★~★★]
本シリーズは今後も継続する予定ですが、ちょっと間が空くかもしれません。
基本的な考え方、データ収集の仕方は一通り説明してきましたので、気になる薬については自身で調べてみてください。
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