「 ★疾患と薬/薬の開発 」 一覧

<リスト> 疾患と薬/薬の開発シリーズ

疾患と薬/薬の開発シリーズについて ヒトの生体内は約10万種類の「タンパク質」が役割分担することで制御されており、各タンパク質の異常により病気(疾患)が引き起こされます。このシリーズではそのことに着目 …

タンパク質を標的としていない薬②(アプタマー、microRNAを標的とした薬) [★~★★★]

(2018年11月15日追記:アプタマーはタンパク質を標的とした薬でした。RNA関連の新しいタイプの薬ということで、お読みください) 前回の続きで、タンパク質を標的としていない薬についての2回目です。 …

タンパク質を標的としていない薬① [★~★★]

とりあえず今回と次回で、一般の方向けの「薬の探索(開発)シリーズ」の最終として一旦締めます。 これまで、タンパク質の機能を阻害できる物質が薬になる、という話をしてきました。 実際、開発されている薬の多 …

薬の開発の全体的な流れ [★~★★]

今回は薬の探索(開発)シリーズのほぼ最後の回となります。 (もう1回だけ補足的な事項について次回解説して終わりとします) これまで薬とはどういうものか?薬はどうやってみつけるのか?などについて説明して …

パックマンを阻害する薬をみつける [★~★★]

今回はどうやって薬をみつけていくか?という話をしていきます。 タンパク質がパックマン(酵素)であれば、比較的小さな構造の薬(低分子医薬品)によりタンパク質の機能を阻害することができますので、パックマン …

低分子医薬品と抗体医薬品 [★~★★]

リウマチの話で小さい薬(低分子医薬品)と大きい薬(抗体医薬品:Y字型のタンパク質)の話がでてきましたので、それについてお話します。 (全部理解するにはちょっと難しいかもです。分からないところは何となく …

【復習回】疾患と薬 [★](初めて読まれる方歓迎)

今回は復習回として、疾患と薬について少しだけ異なる角度から書き直しました。 これまでの話とほとんど一緒ですが、疾患と薬の関係について、より分かりやすくしましたので、初めての方は是非読んでいただければ嬉 …

内的因子による疾患に対する薬の開発-②(リウマチ編 2回目)[★~★★]

前回のリウマチの続きについてお話します。 リウマチは免疫系が亢進することにより進展する疾患ですが、そのはじめの機序として、TNF-αやIL-6といったリガンドが、それぞれの受容体に結合するところからは …

内的因子による疾患に対する薬の開発-②(リウマチ編 1回目)[★~★★]

今回は内的因子による疾患として、免疫系が亢進することによって生じるリウマチを例にとりお話します。(ボリュームが多いので2回に分けます。なお、今回の話は少し難しいかもしれません) 「例にとり」というのは …

創薬ターゲット分子[★~★★]

前回と内容が類似するのですが、今回は「創薬ターゲット分子」という話をします。 これまでお話してきましたが、ヒトは10万種以上のタンパク質を有しており、各タンパク質が役割分担して生体内の様々な反応系を制 …