核酸医薬・RNA関連

核酸医薬・RNA関連 はじめに [★★~★★★]

投稿日:2022年1月1日 更新日:

新年あけましておめでとうございます。
本ブログに「核酸医薬」という項目を1年以上前に設定しまして、やっとこのテーマに辿りつきました。
項目名は「核酸医薬・RNA関連」と変更して進めていきたいと思います。

この分野には以前から興味があり、「RNAi(RNA interference、RNA干渉)」、「microRNA(マイクロRNA)」(いきなり専門用語ですみません)がハイライトされた当時、私は大学院生だったのですが、たしか2003年の分子生物学会ではじめて講演を聞きました。自身の研究分野ではありませんでしたが、興味が沸き、大学院在籍時にmicroRNAの論文をいくつか読んだりしていました。
(専門用語については、後々の回で説明します)
社会人になってからはなかなかこの分野について触れる機会もなかったのですが、2019年1月号の「実験医学」で「核酸医薬」の特集が組まれておりまして、「おっ!」と思って購入したのがきっかけとなり、一から勉強してみよう、ということで開始してみたいと思います。
(決してこの分野の専門家ではありませんので、おこがましいようでもありますが、「なるべく分かりやすく」というところは意識して書いていこうと思っております)
(なお、「メッセンジャーRNAワクチン」が有名になったから、この項目を開始するわけではありません!)

進め方についてですが、これまでに書いてきた項目、例えば昨年1年かけて紹介しました「薬物動態」では、開始の段階からある程度どんな流れで進めて、どんな感じで終了するか、という方向性がある程度頭にあって進めてきました(進めていく中で方向性を調整しながら、というのはもちろんありましたが)。
それに対し、この「核酸医薬・RNA関連」の分野については、全く先が見えておりません(笑)。
上記の通り、この分野について自身で色々勉強したいということで進めていきますので、どちらかというと「備忘録」のような立ち位置での記事になるかと思っております。
また、「永久のテーマ」、というのも変ですが、一旦期限や範囲を定めず、ランダムに進めたいと思います。よってこれまでの記事とは異なり、「項目間の流れ」を考えずに書いていきたいかと思います(複雑になってしまった場合は、リストなどで整理したいとは思います)。

それと、これまでの記事は「臨床試験」、「薬物動態」といった大きなくくりでの話でしたが、この項目は特定の分野の話となりますので、かなりマニアックな(専門性の高い)記事になるかと思います。
よって、読者対象を表す★の数は、[★★★]とかになってきますが、もし興味があれば読んでいただければ幸いです。
(若干分かりやすい内容となりそうな大枠の説明では、[★★~★★★]としようかと思います)

それでは、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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